プロの出品者

YAOFUKU-YEBIS

「クルマやバイクのオークションで稼ごう!」
と思って取り組んでいた頃のお話

ちょっと業界のネタバレになってしまい、
現在活躍中の方から クレームになるので
やや控えめにぼかしてお話をします。

車のオークションといえば
全国どこの中古車屋さんでも使っているのが
USSやオークネットといった
「 業者用のオークションサイト 」 です。

店や工場をかまえている車屋さんなら、
月に5万円程度の月謝を支払えば会員になることができます。

全国各地のオークション会場とつながっていて、
毎週毎日、どこかで行っているオークションに参加できます。
中古車屋さん、モータースに知り合いがいれば 聞いてみるといいですよ。

「都会」と「イナカ」の差

プロのオークションは だいたい、やっぱり東京(千葉)や大阪 の会場が
出品台数が多くて値段も高く売れるので人気がありますが、
実は 地方開催の中でも さらに人気のない「イナカの会場」があります。

「都会の会場」で落札した場合、地元までの陸運費用が
どうしても1~2万程度かかります。

「地元(イナカ)の会場」の場合は 仮ナンバーを用意すれば
落札後 最短その日の夕方には 乗って帰ることもできます。

「高く買ってくれる人が決まってる場合」の落札であれば、
遠くのイナカの会場で落札しても運賃分を上乗せできますが、
「ネットオークションで転売する」のが目的の場合、
遠くの会場からの陸運の運賃がバカになりません。

2万円でも、50台売買したら 100万円ですから。

イナカの会場では クルマの出品台数は2~3000台程度しかありません。

遠くの「都会の会場へ持っていっても、いい値段が付きそうにない車」が並んでいます。

地元の会場に来てる客は 「 近所のモータースのオヤジさん 」で
「パソコンでのオークションがめんどくさい(やれない)」
「都会まで出品するのがめんどくさい(やりたくない)」といった人です。

これが意外と盲点で、
いなかのモータースでは古くからの付き合いで商いをしている店が多く、
たまに「 顧客からタダ同然で下取りしたクルマ 」が入ってきます。

本当は ちゃんと「都会のオークションへ出品する」か
「今どきの買取査定屋へ出す」とそこそこお金にもなりますが、
ちょっとへこんでたり、エンジンのかかりが悪かったりして
「こんな状態で買取してもらうなんて なんか悪いわ~」という
正直者のお父さんお母さんが
「新車買うから 引き取ってちょうだい!」
とモータースのオヤジに頼むんですね。

モータースのオヤジも
「ほとんどタダでもらったようなもんだから」と、
もう「パチンコ代になれば・・・1万円からでいいや!」って破格で出品してきます。

地元(イナカ)のオークション会場の良いところは
「ライバルが少ない」し、「会場で実車を確認できる」ので、
実際に見て、乗ってみて 確認できます。
また、場合により微妙な場合は 出品者と「商談」で値段を決めることができます。

そこで、比較的人気のある「ミラ・ジーノ」や「ネイキッド」といった車種を
2~3万で買い、その日のうちにヤフオクへ出品して10~20万で売るプロがいます。

「仲間にならないか?」と誘われ、手腕(手口)を教えてもらったことがありますが、
見た目は普通の素人が出品しているかのようで、
左側のドアが思い切りへこんでるけど、
コメントは「とくに気になるところはございません」となってました。

オークション会場から 駐車場まで自走して運んでましたが、途中2回停まりました。
コメントはもちろん「走行に問題ありません」でした。
決まって 「あくまで自分の見解です」としてます。
出品している住所は イナカの中でもイナカの山奥で
「 絶対に実車を見に来る気がおきない場所 」に設定してました。

スマホを数台駆使して、複数アカウントで入札金額を巧みに吊り上げ、
入札金額はあっという間に上がり、2万のクルマが16万に。
けっこうな利益率です。

もちろん、現車の引渡しは夜の田舎のコンビニの駐車場。
当人の見た目は 普通に「その筋」系で、元巨人のホームラン王です。

あえて「ヤミの探偵業」を匂わせる名刺を作って連絡先として渡してました。
ふつうの人なら 後が怖いので もう連絡することはないでしょう。
『 落札取消しの場合には 3万円頂きます 』と謳ってあるので、
どう転んでも お金は入ってくるようになってました。

「仲間になろう」・・・と誘われましたが、
元々家電量販店で 建前上 まっとうな商品を販売していた自分には
「こりゃ、むいてないわ」というわけで、距離を置くようになりました。

ネットオークションには すごい素人がいて、すごいプロがいて、
高く売れるつもりが すごく安い値段で落札され
すごく安く手に入れるつもりが、とんでもなく高いものをつかまされ、
取ったり、取られたり。取られても また 新しいカモが夢見てあらわれる。
なんだろう、新宿のピンサロでぼられた気分だなぁ。

というわけで、自分としては ある程度自分へのリスクを覚悟して
「 それなりに安く出品するから、入札してね~♪ 」ということを
この場を借りてアピールさせていただきますよってことで、
このサイトを活用したいと思います。

オークションって 怖くないですか?

YAOFUKU-YEBIS

一時は 「 ヤフオクで食ってくぞ~♪ 」といきり立って
ネットでいろんなことを やってみました。

元々は 小売業の中でも最先端かつ最ブラックな商人職である
「 家電量販店 」でしたから、
「 売場でお客様に販売する感覚を ネットで実現できれば! 」
と 「安心して取引できるサイト」の実現を考えましたが、
やっぱり ネット って カンタンなぶん、怖いところもありますね。

初心に戻り あたりまえの話をしてみましょう。

前にまだ始めたばっかりの頃
「地元で一番安いバイクを買ってみよう!」と思い立ち、
ヤフオクで250ccのビッグスクーターへ 入札しました。
エンジン始動 走行問題なし 美品 目立ったキズや故障なし ・・・なんてね。
始めは 2万円 でした。
中古のバイクは どこのバイク屋へ行っても10万以下などそう無いもんだから
「まぁ、5万円くらいまでやってみよう!」と、入札しときました。

載っている画像が夜に撮影したものでした。
元々 勝負のつもりなので、どんなもんかと楽しみになってきました。

気がつくと 入札が入ってピンピンピン!っと値段が上がっていきます。
今となっては 「複垢(複数アカウント)で指してる」だけですが、
見事に予算ギリギリまであがりました。
「人間の本能」のせいでしょうか
・・・ちょうどUFOキャッチャーで「もうちょっとで取れたのに!」というか、
まさにパチンコやソシャゲーのガチャと同様の射幸心が働き、
「もうちょっと入札したるで~!」という気持ちになってきます。

そして、見事に落札した金額は もう6万円近くになってました。

出品者へ連絡を取ると、トランポ(トランスポーター車=バイクが運べる車)で
家の近くまで運んでくれる とのことでしたが、「 基本 夜しかだめ 」で
「 最寄のコンビニの駐車場まで 」と言われました。

ハイエースでやってきたのは ニッカ穿いたおにいちゃん二人。
「運ぶの頼まれた」ということで、バイクを置いていきました。

状態は やっとギリギリ エンジンかかるレベル。
カギはもちろんコピーで、シャッター用のキーが無い!
シートはぼろぼろ カウルはバリバリで・・・まぁ、悲惨でした。
結局 部品取り用に同じ車種をもう一台買い「まぁ乗れる」レベルに直しました。
そして、特に乗ることもなく、ニコイチにして5万で販売しました。